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クッキンガム

モバくるQRコード

 ガムが嫌いだ。
  理由は、エレガントではないからだ。気持ちわるいじゃん、あのくっちゃくっちゃしてる口元。だから、自分で買って噛むことはない。もう20年は買ってないと思う。でも、ひとが、1枚どう? と尋ねてきたら、あ、どうも、と頂戴して噛む。噛み慣れてないので、だいたい口の内壁を痛める。

 それはさておき、ガムをベースにダイエット食品を開発したら、相当な効果を発揮するのではないかと思われる。それを、食品と呼べるかどうかは別として。

 本来、食事というものはエネルギーを摂取するための行為である。ところが、現代の食事の目的はそれにとどまらない。とりわけ、食うものに困らない先進諸国においては、食欲は味覚の満足、および満腹感に向けられている。

 できるだけ長く味を楽しむこと、おなかがいっぱいであること、それをもって食欲が満たされたと感じるがため、結果、本来必要である以上にエネルギーを摂取してしまっている。これが肥満の原因である。

 味覚の満足、満腹感を得ることと、エネルギー摂取を抑えるという矛盾に立ち向かうべく、一部のひとは、リンゴだけを食い続けたり、岩の上に寝そべったり、喉に手をつっこんで食ったものを吐き出したり、とんちんかんな涙ぐましい努力を続けているのである。

 まったくアホらしい話である。だったらガムを噛めと。噛むという行為が脳の満腹中枢を刺激することはよく知られている。味覚の満足と、満腹感を得られ、用が済めば吐き出すのだから、こんな理にかなったダイエット食品はないだろう。

 しかし、ガムが通常の食事の代用になるかと考えると、やはり難しい。おそらくその主たる原因は、食事としては無機的でそっけなさすぎるためであろう。

 そこで今回ご紹介したいのが、クッキンガムである。クッキンガムは、さまざまな味のガムを組み合わせて、料理感覚で自分好みの味をつくることのできる、いわば食事としての有機的な広がりをもったガムである。

 たとえば、ごはん味のガム、生卵味のガム、醤油味のガムをいっしょに口の中に放り込んで噛めば、卵かけごはん味を楽しむことができる。パン+ハンバーグ+チーズ+ソースでチーズバーガー味、豚肉+ねぎ+大根+人参+ごぼう+こんにゃく+みそ+で豚汁味、といった具合だ。

 単調な味に耐えねばならないダイエット食品とは一線を画す、バリエーション豊かな味を楽しめるこのクッキンガムで、スリムなカラダを手に入れていただきたい。

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 というようなことを、1コマイラストで綴る「にぎりこぷしのA級発明大辞典」という企画が「モバくる」という携帯サイトではじまります。いまのところ、週2回(火・金)更新の予定です。

 ほんとうにくだらない内容です。まさにこういうのをやりたかったんです。「辞典」にしたのは、ことば遊びを楽しみたかったから。「3ウェイストロー」「口移箸」「オンリー湯」……どんどんエスカレートしていければと思っています。

 にぎりこぷし博士が生み出すA級な発明品の数々を、ぜひお楽しみください。

 http://mobakuru.com/
(PCからはアクセスできません。本文冒頭のQRコードをご利用ください)
├ イラストのしごと | 2007.03.29 Thursday 09:42 | comments(3)
コメント
PCでもアクセスできましたよ。
2007/03/29 1:04 PM | もわん
PCでアクセスしたときにQRコードが表示されるように改訂してもらいました。
2007/03/29 2:12 PM | にぎりこぷし
こんにちゎ。ポポです、よろしく(^O^)w
2007/03/29 3:54 PM | POPO