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【君の悩みに乾杯】育児の持論

去年男の子を出産し、4月に職場復帰し久々にこちらに遊びに来ました。

いつの間にやら息子さんも10歳。娘さんは保育所を卒園されたそうで、人の子とゴーヤは育つのが早いなーと勝手に親戚の気分です(笑)

さて、相談…というものではないのですが、にぎりこぷしさんの育児の持論、のようなものがあれば教えて頂きたいなと思いました。

にぎりこぷしさんの絵日記を読むと男の子って分かりやすくて分かりにくいというか(笑)未知な感じが楽しみでもあり不安でもあり。。。

初めての子育てに一喜一憂、心配は尽きません。あ!ちなみに今の悩みは卒乳です! 卒乳についてアドバイスがあればぜひお願いします。

 持論なんかもって育児はできないぜ。

 子育ては、妥協につぐ妥協、その場しのぎにつぐその場しのぎ、運まかせにつぐ運まかせの連続だ。

 なぜ自分は落ち着いて丁寧にこどもに接することができないのか、なぜ常にイライラしていて、毎日怒鳴ってしまうのか、反省はするが改善はできないままにまた怒鳴る、そんな毎日だ。

 そんななかで、ひとつだけ自らを慰めるための持論めいた考えがある。それは……

 人間は生まれた瞬間がいちばん不良。

 不良とは、盗んだバイクで走りだすことでおなじみの、あの不良だ。

 なぜ不良は盗んだバイクで走りだすのか。

 不良は自立していないので、自分でバイクを買うことができないからだ。不良は自分の欲望を抑える自制心をもたず、欲望のためなら手段を選ばないからだ。不良は自分の都合しか考えられず、バイクを盗まれる人間の心情を慮れないからだ。

 生まれたばかりの赤ん坊は、まったく自立していないし、自制心が完全に欠落しているし、いっさい他者の心情を慮れない、究極の不良である。

 つまり、子育てとは手に負えないとんでもない不良を更生させるプロセスといえるわけだ。

 相手は不良だから、その身勝手さにイライラするし、ときには怒鳴りたくもなる。それはそれでしかたがないことだ。それでも見放すことなく辛抱強く見守っていれば、少しずつマシになってゆくだろう。

 そうやって約20年かけて究極の不良を更生させ社会に送り出す、子育てとはきっとそういうことだ。


 それから、卒乳に関してはいっさい考える必要はない。男はじいさんになったって、おっぱいを吸いたい生き物なんだからな。


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君の悩みに乾杯 | 2015.06.22 Monday 06:49 | comments(2)
コメント
「子育てとは手に負えないとんでもない不良を更生させるプロセスといえる」
まさにこれですよ!!

さすがぷしさんですー!

しかも要介護度maxもついているので、ほぼ休みなく刑務官と介護福祉士を無給で兼任しなければならないという大変さ!

妥協、その場しのぎ、なんでもござれじゃないとできないと思います。

でも人間の元々持っている素養や、成長の過程の踏み方などが間近で見られるので、子育ては興味深い業務ですよね。
2015/06/22 8:14 AM | まめ
相談主です。
もうお悩み相談してないのかなーと諦めてました。
答えて頂いてありがとうございます。
にぎりこぷしさんの言い回しは、
いつもオモシロくて、スッと入ってきます。

イラストが自分の息子かと思うと本当面白いです。
プリントして飾ろうかな(笑)

将来設計を考えてくれなかった旦那さんでしたが
今はとても良い父親をしてくれてます。

辛抱強く更正させるべく、育児を楽しもうと思います!
2015/06/22 1:12 PM | 相談主