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佐々さんおめでとう!

 以前、“デビュー作売り込みのための”イラストをご依頼いただいたフリーライターの佐々涼子さんが、このたび第10回開高健ノンフィクション賞を受賞されました!

 集英社 開高健ノンフィクション賞

 かつてご一緒したお仕事は日本語学校のおかしな出来事を軽やかに描いた楽しい作品でしたが、今回は打って変わって硬質な感じ。でも、目の付けどころがいかにも佐々さんって感じです。

外国人が日本で亡くなったら遺体はどうなるのだろう。日本人が外国で亡くなった場合はどうするのか。かつて日本語教師をしていた私は、ずっとそのことが気がかりだった。そこで調べてみると、国境を越えて遺体や遺骨を故国へ送り届ける「国際霊柩送還」という仕事があり、エアハース・インターナショナル株式会社が日本初の専門会社であるというのだ。

ママが遺体にキスできるように。それが彼らの仕事。 国境を越えて遺体を家族のもとへ送り届けるのが国際霊柩送還士の仕事。日本初の専門会社で働く人々と遺族の取材を通して、筆者は人が人を弔うことの意味、日本人としての「死」の捉え方を知る。

 佐々さん、ますますのご活躍、期待してます!!


お知らせ | 2012.11.27 Tuesday 10:49 | comments(2)
コメント
ありがとうございます!突撃取材の手法は今考えてみると、にぎりこぷしさんにイラストをお願いした時が始まりかもしれません!またお仕事ご一緒できるのが楽しみです。どうぞよろしくお願いします。
2012/11/27 10:42 PM | 佐々涼子
高尚なテーマのお仕事では役に立てませんので、そこのところなにとぞよろしくお願いします。
2012/11/28 6:14 AM | にぎりこぷし